弁護士 深澤諭史のブログ

弁護士 深澤諭史(第二東京弁護士会 所属)のブログです。 相談等の問い合わせは, i@atlaw.jp もしくは 03-6435-9560 までお願いします。 Twitterのまとめや,友人知人の寄稿なども掲載する予定です。

タグ:弁護士自治

今日は,第二東京弁護士会の常議員会に出てきました。

弁護士には,弁護士自治といって,原則として弁護士に関することは弁護士が決める,弁護士の集まりである弁護士会が,弁護士の監督などを行うというシステムが採用されています。

これは,弁護士は,場合によっては国家権力,あるいは多数派と対峙することが要求されるため,その職務の独立と自由を守る為に採用されたシステムです。

そのため,弁護士会には,種々の機関が設立され,弁護士の監督や社会制度・司法制度の改善に努めています。

常議員会というのは,弁護士会に設置された機関で,弁護士会の決定の中でも重要なものについて議決し,あるいは,そうでないものについても「諮問」ということで,賛否や意見を述べる期間です。

常議員会は,常議員により構成され,任期は1年で弁護士の選挙により選ばれることになっています。

私は,平成30年4月~平成31年3月までの任期で常議員に選出されています。
本日,第二東京弁護士会の新人支援に関する議題が多数取り扱われました。
二弁の新人支援は素晴らしいレベルにあると思うので,是非,都内で登録の方は,二弁に登録をして下さい。
(・∀・)

 このブログをご覧の方はご存じかも知れませんが,私たち弁護士には,弁護士自治という制度があります。
 弁護士自治というのは,大雑把にいえば,弁護士の監督や関連規則の制定などは弁護士が行うという制度です。法律の範囲内ではありますが,基本的には,弁護士のことは弁護士たちが決める,という制度ともいえます。
 なお,誤解があるようですが,弁護士自治といっても,弁護士以外の意見が排除されているわけではなく,判事や検事といった他の法曹,学識経験者も一部関与する制度も整備されています。
 弁護士自治の下,弁護士の集まりであって弁護士自治を担う組織である弁護士会は,自ら意思決定をしないといけません。
 そのために,会長や副会長といった理事者がいるわけですが,重要事項について議決や諮問を求める機関として,常議員会という組織があります。
 これは,会長などと同じく選挙で構成員(常議員)が選ばれる組織ですが,弁護士会においては,概ね,重要事項について議決や意見を述べたりする組織となっています。

 前置きが長くなりましたが,私は,第二東京弁護士会の常議員会の平成30年度の常議員をやっています。本日,常議員会に出席しました。いろいろな議題がありましたが,中でも注目をしたのは次の2つです。
 第二東京弁護士会は,費用等の問題で弁護士に依頼することが難しい人の事件の受任,判事補,検事などの弁護士職務経験の受け入れなど,公益的活動を重点的に行う法律事務所を設置・運営しています。これを,公設事務所というのですが,それへの援助が議題に上りました。
 また,重大な人権侵害等の事件について,弁護士会から予算を支出して援助をするべきか,ということも議題に上りました。
 弁護士会の高額な会費はよく批判されますが(そして,その批判にも一理あると思っています。),弁護士会の会費は,かように公益的な目的にも使われている,ということは,弁護士はもちろん,市民の方々にも,知っておいて頂きたいと思っています。

第二東京弁護士会の倫理研修の講師をしてきました。担当は,非弁提携問題と弁護士広告でした。

弁護士には,弁護士自治という制度があります。かなり大雑把にいうと,弁護士は,業務について国の監督を受けない,監督をするのは弁護士の集まりである弁護士会である,というものです。

弁護士は,利用者との情報格差が大きい,重要な権利や財産に関与する,紛争や司法権の行使に関与する,影響を与えるということで,職務上,高度の倫理が求められます。

それを担保するために,弁護士には,倫理研修の受講が義務づけられています。

もっとも,倫理研修の在り方については,実効性の観点からもいろいろな議論があります。
(そのうち,論考を掲載したいと思っています)

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