弁護士 深澤諭史のブログ

弁護士 深澤諭史(第二東京弁護士会 所属)のブログです。 相談等の問い合わせは,氏名住所を明記の上 i@atlaw.jp もしくは 03-6435-9560 までお願いします(恐縮ですが返事はお約束できません。)。 Twitterのまとめや,友人知人の寄稿なども掲載する予定です。

カテゴリ: つぶやき

会務が滞りますね・・・。会館閉鎖のせいで・・・。
ビデオ会議でもいいのですけれども、「短時間で終了する」「資料の配布の制限」この2つがあると、なかなか、思うように進みません・・・。
逆に、これをどうにかすれば、委員会活動はかえって活発化すると思います。
(・∀・)(^ω^) 

弁護士会の委員会ですが,最近,ビデオ会議などを利用することが増えており,回復傾向にあります。
それに,移動時間も節約できるので,出席しやすくなる,活発化も期待できます。
(・∀・)ということで,今週は,3件ほど,ビデオ会議の予定です。
(^ω^)某四大の先生の背景がすごいかっこよかったお。


本当にこういうケース多いです。もう少し早くに聞いてくれればどうにかなったのに、勝てたはずの勝負なのに・・、ということが。
ただ、ネット上の表現トラブルにおいては、相手方書き込んだ側が弁護士つけずにネットde真実で交渉とか裁判(判決に従うと言うとか、否認するだけでまともに反論ができない)してくれると、かなり高額判決になったり、開示費用も認容してもらえたりで、こういう言い方は語弊がありそうですが「良い」のですよね。
まあ、健全な形であるとは言いませんが、法律の世界特に訴訟は究極の自己責任の世界ですから、やむを得ないのかもしれません。


インターネットでは、手軽に、それも匿名で情報交換ができます。
ということで、法律トラブルについても、通常は人に教えたくないことですが、匿名性を保ったまま相談ができます。そういうことで、よく、法律トラブルについてもネット上で情報交換が活発に行われています。 
匿名で情報交換、それも法律情報についてすること、それ自体は、有益なこともありますので、一切を否定するべきではありません。

しかしながら、一方で、その性質上、
  1. 同じ類型の問題について、
  2. 同じ立場の人同士が、
情報交換をするという傾向があります。
しかも、高葛藤の事件(感情的対立の大きい事件のことをいいます。ただ、個人間のトラブルの場合、多くがこれに該当するといってもよいでしょう。)ですと、勢い、自分こそが正しい、それに反する意見は、正しくない、「工作」「陰謀」のせいだ、と思い込みに陥りがちです。
それが進んでいくと、自分の都合の良いデマ、いわゆるネットde真実に目覚める、ということになりかねません。一方で、真実でも都合の悪い情報については、対立当事者の秘密工作であるに違いない、という妄想に囚われてしまうことになります。

最終的には、都合の良いデマばかりが蓄積して通用することになりますので、私は、これをリーガル蠱毒と呼んでいます。
ネットで法律問題について情報交換をすること自体を一切してはならない、ということではありませんが、次のようなフレーズが一部にでもあれば、眉に唾をつけて閲覧した方がいいと思います
  1. 自分の相手方の案件を受ける弁護士は、ダメな弁護士である→弁護士攻撃しても意味ないですし、相手に弁護士がつくことでスムーズにいく案件は多いです。
  2. 自分に請求をしている(請求を拒む)者は、弁護士にそそのかされているに違いない→現実に向き合いましょう。弁護士はそんな力を持っていません。
  3. 自分に都合の悪い情報は、対立当事者の情報工作であるに違いない。→そんな暇じゃありませんし、自分に都合の良い情報しか信じない人たちには、情報工作は通用しないはずなので安心(!)しましょう。
  4. 自分に都合の悪い情報は、弁護士の情報工作に違いない。みんなでネットde真実に目覚めよう→弁護士はいかなる立場でも代理することが通常なので、一方立場に偏った情報工作なんかしません。というか、みんなそこまで暇じゃないです
  5. 法律論について、絶対に〇〇という形式論で決まるはずだ!→不安になると形式論に逃げ込みますが、法律問題はそういうものではありません。
  6. 判例で決まるので、大丈夫(何が?)→同じく。というか、「判例で決まる」事件なんて、めったないです。はい。
  7. 自分の対立当事者の事件は、弁護士の金目当てビジネスに違いない!→こういうこと言われる案件に限って逆に赤字必至だったり、少なくともギリギリの案件だったりします。


弁護士という職業の、業務の公益性に鑑みれば、赤字仕事もするべき場合もあるでしょうが・・。
貸与金だの新人弁護士の待遇悪化だの、現状に鑑みれば、 もう少し、経済的手当があってもいいように思います。

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