まんが 弁護士が教えるウソの見抜き方

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※本書の漫画の一コマ。
というわけで,ついに発売です!
ウソの見抜き方について,漫画と文章で解説をしています。

こういう類書は沢山ありますが,本書のポイントは「弁護士」の視点というところです。

つまり,読者は,刑事でも検察官でもありません。身体拘束をして取り調べるということはできません。
正直に言わないと,もっといえば,こちらの思い通りのことをいわないと家に帰れません,とか,そういうことをいうことはできません。
更に,嘘つきはあなたより偉い人かもしれません。そういう偉い人に「ウソでしょ」とかいえるわけがありません。更に問い詰めることだって限度があります。

弁護士は素手で,更に不利な立場で,ウソに立ち向かわないといけません。そういう意味で,弁護士の立場というのは,一般市民の立場と似ています

本書では,素手で,つまり特別な権力とかを使わずに,ウソを見抜く,あるいはウソにだまされないテクニックを解説していきます。

たとえば,本書では,副業でものすごく儲かっている(というウソをつく)人に対して,ある質問でウソを追い詰めるというテクニックを解説しています。
これは最初に聞くと,とてもテクニックを要求される,知識が必要なようにも思えますが,実は不要です。なぜ不要なのか,そういうところから説き起こします。