弁護士 深澤諭史のブログ

弁護士 深澤諭史(第二東京弁護士会 所属)のブログです。 相談等の問い合わせは, i@atlaw.jp もしくは 03-6435-9560 までお願いします。 Twitterのまとめや,友人知人の寄稿なども掲載する予定です。

2018年11月

よく、これは無料相談だから、弁護士法違反つまり非弁ではない、という主張があります。

たしかに、弁護士法72条は、その要件として報酬目的であることを要求しています。

しかし、この報酬目的というのは、法律事件に関する法律事務の提供、あるいはその周旋において、報酬目的があることを要し、かつ、それがあれば足りる、というものです。 

そして、この報酬は、法律事務の提供を受ける者からもらうということも要求されていません。

つまり、第三者から報酬を受けて、それで無料相談会を開催する、という場合でも成立するということになります。
典型的には、寄付を受けて法律相談をするとか、国費の補助を受けて相談会を非弁護士が実施する、あるいは、弁護士を紹介する、ことが想定されます。

また、これに協力をする弁護士についても非弁提携ということになります。

最近、この辺りの誤解が多いようですので、注意が必要かと思います。 



最近は減ってきましたが、今でも、たまにこういうことがあります。

これはやむを得ない面もあります。
昔、病気は天罰である、というような考えがありました。
今では、病気は天罰ではない、という認識が一般的になっています。
病気は天罰である、ということを前提にすれば、医学的な治療をしたり予防をしたりする必要はない、ということになります。天罰にあわないように正しく生きていればよい、ということになるでしょう。
ですが、現在、そういう考えを持っている人はほとんどいません。

一方で、法律問題については、「正しい」のであれば大丈夫である、と思う傾向がまだまだ残っています。
ですから、「正しい(と信じている)」自分は、専門家に頼まなくてもよい、そのままで思い通りになるに違いない、という誤解から、上記のようなことが起きてしまうのではないか、と思っています。 

いろいろありますが、調べる時間が・・・。
①非弁関係:最近の非弁業者のトレンド
②弁護士広告関係:最近よくあるハッタリ手法
③メディアと弁護士:弁護士にとってテレビなどのメディアにでることの意味 

弁護士向けの弁護士法,非弁規制のセミナーでしゃべってきました!
近く,公になりますので,そうしましたら,お知らせします。
(・∀・)

今日は,第二東京弁護士会の常議員会に出てきました。

弁護士には,弁護士自治といって,原則として弁護士に関することは弁護士が決める,弁護士の集まりである弁護士会が,弁護士の監督などを行うというシステムが採用されています。

これは,弁護士は,場合によっては国家権力,あるいは多数派と対峙することが要求されるため,その職務の独立と自由を守る為に採用されたシステムです。

そのため,弁護士会には,種々の機関が設立され,弁護士の監督や社会制度・司法制度の改善に努めています。

常議員会というのは,弁護士会に設置された機関で,弁護士会の決定の中でも重要なものについて議決し,あるいは,そうでないものについても「諮問」ということで,賛否や意見を述べる期間です。

常議員会は,常議員により構成され,任期は1年で弁護士の選挙により選ばれることになっています。

私は,平成30年4月~平成31年3月までの任期で常議員に選出されています。
本日,第二東京弁護士会の新人支援に関する議題が多数取り扱われました。
二弁の新人支援は素晴らしいレベルにあると思うので,是非,都内で登録の方は,二弁に登録をして下さい。
(・∀・)

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