以前、大量懲戒請求事件にみる誤導・法律デマのまとめという記事を書きました。

基本的に網羅したつもりでしたが、まだまだ追加があるようでした。

ということで、以下に追加します。なぜ間違っているかの詳細については、関係者の方は弁護士にご相談を。

23.弁護士会が懲戒請求を受理したのだから適法だ!少なくともわるいのは弁護士会だ!
→受理とはなにか、どういう制度か、よく勉強する必要があります。
24.懲戒請求の内容は、その体をなしていない(自分で言うの?って話ですが)、実際に処分される可能性はなかったのだから損害はない!
→その論法が通じれば、振り込め詐欺はほとんど無罪になりますね。
25.国際関係などをたくさん主張することが有効!
→法廷の外で、どうぞ。本件ではまず意味ありません。
26.非専門家が不十分な知識で行ったことなので責任を問うべきではない
→被害者が弁護士で類似の裁判例が最近でておりますが、読みましたか?
27.「〇〇」の「〇〇」で「〇〇」だから問題ない。
→なんか用語を括弧書きすることが流行っているみたいですが、カッコ書きしても意味はわからないです。裁判文書でもそうですが、用語は正確に、自分も相手も共通の理解ができる使い方をすることが大事です。そうしないと、裁判でも不利になります。