弁護士 深澤諭史のブログ

弁護士 深澤諭史(第二東京弁護士会 所属)のブログです。 相談等の問い合わせは, i@atlaw.jp もしくは 03-6435-9560 までお願いします。 Twitterのまとめや,友人知人の寄稿なども掲載する予定です。

弁護士は,よく「明らかである」と書面に,特に裁判所に提出する書面に書くことがあります。

ですが,よく同業者間でも話題になりますが「『明らかである』という書くときに限って,『明らか』ではない,証拠関係が苦しいときに,ついつい書いてしまう」という実情もあったり(なかったり)します。

たしかに,たとえば「借した金を返せ」という裁判で,ちゃんとした借用書があれば,あえて「明らかである」って連呼しません。ですが借用書がなくて,振込明細とか被告の言動,金銭の支出とかから,借入れの事実を推認しないといけないときは,思わず「明らかである」と,繰り返し書いてしまいそうになります。

もちろん,こういう表現で,直ちに裁判に有利とか不利な影響はないでしょうが,場合によっては,手の内を見せてしまっていることになりそうで,ちょっと気になります。

新iPhoneの名称はiPhone XS/XS Plus、そしてiPhone 9か。フランスにて資料画像が確認
https://japanese.engadget.com/2018/08/08/iphone-iphone-xs-iphone-9-iphone-xs-plus/

iPhoneXS Plusは,6.5インチですか。もちろん,縦横比とかノッチの部分もあるので,そのまま比較はできませんが,Xperia Z Ultraを彷彿とさせる数字ですね。

楽しみです。でも,お値段も相当な模様・・・。 

よく「無断転載禁止」などと,イラストや文章に記載してある例がありますが,これにはどういう意味があるのでしょうか?

1.法律上の原則は,無断転載禁止

法律上の原則は,無断転載禁止です。
原則として,全ての創作物には,著作権という権利が作者に発生します。これは,いろいろな権利が含まれますが,無断でコピーされて利用されない(ただ,例外も多くあります。),という権利も含まれます
このような権利を侵害した場合は,不法行為ということで侵害者は,賠償責任を負担します。また,犯罪にもなります
よく,テレビ番組や楽曲の無断アップロードで摘発されるという事件がありますが,それは,これによるものです。

2.基本的に,わざわざ「無断転載禁止」などと書く意味は無い

そもそも,法律上の原則は,著作権者の意思に反して転載,つまりコピーを作成することは違法であり,犯罪なのですから,「無断転載禁止」と書く意味は,法的にはありません
たとえば,「万引き禁止」「万引きは発見次第,警察に通報します」と,お店に書いてなかったとしても,「じゃあ,万引きOKなのか?」というと,そんなことはもちろんありません。

3.それでも「無断転載禁止」などと書く意味

「無断転載禁止」などと書く意味があること「も」あります。
まず,法的なところでいえば,あまり想定し難いのですが,転載自由が原則な発表の場において,自分のものはそうではない,と明確にするという場合です(もっとも,そういう場所が想定出来るのか,できるとして,注意書きとの優劣など,一概にいえない,難しい問題があるでしょう。)。
他,法的な意味はなくとも,警告的な意味はあるかもしれません

4.引用の問題

法律上の引用というのは,著作権の例外(権利の制限)で,適切な引用であれば,他人の著作物を複製して利用・配布出来るというものです
これは,法律上の,著作権の制限ですので,いくら著作権者が「引用も禁止だ」と主張をしても,適切な引用を禁止することはできません
ただ,ネット上で非常に大きな勘違いがあるのですが,引用の要件というのは,非常に厳しいものです。全体のコピーでないならOKとか,出典があればOKとか,そんな生やさしいものではありません
私の感覚的には,ネットで行われている「引用」は,特にアニメと漫画については,9割方は違法・犯罪行為に該当してしまっているのではないか,と思います。
なお,「無断引用」という言葉がありますが,そもそも,引用は無断でできる,著作権の制限なのですから,あまり意味のない用語です。
このあたりの問題については,拙著「そのつぶやきは犯罪です」でも,解説しています。

5.親告罪との関係

これもよくネットで目にする言説ですが,著作権侵害は,親告罪であるから転載が大丈夫とか,そういうことはありませんので,混同しないようにしましょう。
そもそも,親告罪は,告訴されるまで犯罪が成立しないとか,違法性を有しないとか,そういう制度ではありません

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