弁護士 深澤諭史のブログ

弁護士 深澤諭史(第二東京弁護士会 所属)のブログです。 相談等の問い合わせは,氏名住所を明記の上 i@atlaw.jp もしくは 03-6435-9560 までお願いします(恐縮ですが返事はお約束できません。)。 Twitterのまとめや,友人知人の寄稿なども掲載する予定です。

法科大学院を修了しなくても、司法試験の受験資格が得られる「予備試験」。
これの合格発表がありましたが、その合格者数は、前年の444名から11名減少の433名でした。

いろいろな評価のある試験ですが、「多様な人材」の確保の観点、そして、法科大学院修了者の合格率の乖離つまり、「法科大学院修了者と同等の水準」の観点からは、もう少し多くを合格させるべきだったのではないかと思います。

 

(・∀・)なんと、私の名前も出ています!
(^ω^)受験生だったのかお?
(;・∀・)ちがうってば、ちょっと協力したんですよ。
(^ω^)素晴らしい活動の手伝いができることは、とても嬉しいことだお。

外部から弁護士法に詳しい深澤諭史弁護士のアドバイスを得て、実行に踏み切った。
医学部入試差別でクラウドファンディング(弁護士ドットコムニュース)

本人訴訟とは、弁護士をつけない訴訟のことをいいます。要するに、代理人なしで自分でする訴訟です。

本人訴訟におけるリスクは非常に多岐に渡りますが、特に強調しておきたいのは、答弁書(あるいは、その後に続く準備書面)のリスクです。

裁判の事実認定は証拠に基づきます。その証拠には、客観証拠、つまり物的証拠だけではなくて、人の言葉、供述証拠も含まれます。紛争当事者すなわち原告や被告の供述も含まれます。

もちろん、本人の供述であれば、自分に都合のいいことを言うので、必ずしも信用されません。

ですが、例外があります。それは、自分にとって不利な供述です。
有利な嘘はつくことがあっても不利な嘘はつくことがないという経験則つまりは常識があります。
ですから、当事者が、自分に不利なことをいった場合は、基本的にはそれが信用されます。 

そういうわけで、裁判においては、自分に不利な主張をしないことが重要です。これは、自分に有利な主張をすることと同じか、あるいは、それ以上に重要なことです。 

ところが、相手方が本人訴訟の案件、あるいは、現に本人訴訟をしている方々の相談を受けると、本人訴訟においては、少なからず、というより非常に多くの方々が、わざわざ自分に不利な主張をする、不利な内容の答弁書をはじめとする書面を出しているケースが散見されます本人訴訟において、しばしば、その「本人」は、相手方にとっての最強の弁護士です(!)

本人訴訟を推奨するつもりはありませんが、もし、するのであれば、少なくとも弁護士の相談を受けるべきでしょう
自分がいつもの気分で書いた書面を、裁判所に提出すると、取り返しのつかないことにもなりかねません。 

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